東京の話と、椿山荘 ル・ジャルダンの新緑アフタヌーンティー

そういえば、ハワイ日記の冒頭で「去年はバタバタと環境が変わることが多くて」としか書いてなかったのですが、去年、2013年の6月下旬より生活拠点が関西から東京に変わりました。所謂結婚を機に引っ越しというやつなんですが、産まれてからずっと実家のある関西・阪神間で育ったもので、遠征やらで何度も来ていた東京とはいえ、いざ生活するとなるとまた違いますね。そんなわけでバタバタしていたのであります。

引っ越しの時期はちょうどNHKの朝ドラであまちゃんが放送中でした。あまちゃんは龍平が出ていたことを差し引いても面白くて久しぶりにどかんとハマった朝ドラで、放送時は毎日数回観るほど大好きな作品だったのですが、引越し当日は偶然にも、アイドルになるために主人公のアキが岩手から東京へ出てくる(正確には戻ってくる)回でした。私自身は当然ながら大漁旗で送り出してもらったわけではないのですが、「アキもわたしも今日から東京か〜」となんだかすごいタイミングにじ〜んと思い入れしてしまい、朝からばーばー泣きながら観たのを覚えています。

さて、こちらに来てから1年弱になり、「東京どう?」と聞かれることも多いのですが、いまだにうまい答えがみつかりません。人も物も店も多く電車もいっぱい走ってるので、生活にこまることはまずないのですよね。私は一人暮らし経験がなくて、実家から出るの自体が初めてだったので、「知らないところで暮らす」という点では実家から離れた関西でも、東京でも、あんまり変わらないんじゃないか…という感じで。

山手線の電車賃安いよね。夜に窓から見える景色がビルばっかでやっぱ都会だなぁ、とか、売ってる生鮮食品の産地が関西のスーパーとは違ったり、パトカーに書いてある文字が「兵庫県警」とか「大阪府警」じゃなくて「警視庁」なんだ〜!とか、そういう細かいとこで、あ、東京だな…とは思いますね。でも一番はやっぱ人が多いことかな!

しかしほんと私めちゃくちゃ方向音痴なので、スマホのある時代に引っ越すことになって命拾いしたなと思ってます。Googleマップと乗換案内アプリなかったら、きっとどこにもいけてないな。それでも、ある日渋谷から数分のお店で待ち合わせしなきゃいけなかった時、渋谷のどこぞの出口から出た瞬間、Googleマップと自分の立ってる位置の景色を見比べても「やばい…いまどこ向いてるのかワカラン…」ってなったときは絶望しかけたので、未だに渋谷界隈は苦手です。アプリで向いてる方向出てるけどたまに微妙な差異があるじゃないですか…。駅からめっちゃ近いネイルサロン行くのにぐるぐる歩きまわったこともあるし。しぶやこわい。

そんなこんなですが、スマホのおかげやみなさんのおかげでなんとか元気にやっております。で、この日記の本題は、日曜のお昼に、お友達と優雅に椿山荘のル・ジャルダンでアフタヌーンティーをいただいてきました!!という話です。前置きなが〜。


数日前にたまたまテレビでイギリスのお茶会のことをやっていて、わ〜〜久しぶりにアフタヌーンティーをいただきたい!!といったところ、行きませんか〜!とお声がけいただき、どこにしよ〜と選んだのが椿山荘のル・ジャルダンでした。椿山荘自体は7年前に友達の結婚式で来たことはあったのですが、ル・ジャルダンのアフタヌーンティーはもちろん初めて。雰囲気もよくてめちゃステキですね。

アフタヌーンティーはシーズンでちょこちょこメニューが変わっているようで、私たちが行った時は「新緑アフタヌーンティー」というメニューでした。サイトの説明によると

ご好評頂いている季節限定のスコーンは新緑きらめくこの季節はよもぎを練り込んだテイストも登場!彩り鮮やかな一口サイズのスイーツ各種、軽めのお食事としてもお楽しみ頂けるフィンガーフードなど、華やかな季節にふさわしいアフタヌーンティーをお楽しみください。

という感じです。実際に来たのはこれ。テンションあがる!

メニューの内訳は、
・海老とブロッコリークリームチーズサンド
・サーモンとタマゴのサンドウィッチ
・ズッキーニとスモークワインビーフのオープンサンドウィッチ
・ツナとバジルのトルティアロール
・マンゴープリンとラズベリーゼリー
・練乳と和三盆の洋菓子
・ピスタチオとカシスのガトー
・抹茶のティラミス
・スコーンとクロテッドクリーム

こんなかんじ。スコーンは、プレーンと、よもぎ、カランツの3種でした。よもぎのスコーン用に、あずきのスプレッドもついてきました。スコーン、ややしっとりサクサクで美味しかった〜。

紅茶はこの日、私はハーブティ二種類をいただきました。時間帯がお昼だったので、お昼ごはんのかわりにしちゃったのですが、十分なくらいお腹いっぱいになりました。甘いもの別腹すぎて食べてる最中まったく満腹だと気付かなかった…。ステキな空間で優雅においしいものをいただき、友達とお話もいっぱい出来て、充実した日曜の昼下がりでした。こういう時間大切だな。

そして、初めてアフタヌーンティーなるものをいただいたのは2007年のイギリス旅行のときだったな〜、と懐かしい思い出が蘇ったり…。2006年の夏、ドイツW杯でバラックにハマって、翌年の春にチェルシーに移籍した彼を追っかけてイギリスまで観に行ったという旅行でしたね。日記まだ残ってるので良かったら読んでみてね!なんでわざわざ専用にhtml書いてページ作ってんだ。暇だったのか。懐かしや〜
http://humming-bee.com/2007uk/

読み返してると、大英博物館とウォレス・コレクションでお茶をしばいたのでした。博物館と美術館なので、今考えると王道じゃないな。でもどっちも美味しかったですよ、見た目の華やかさには欠けますが…。ウォレス・コレクションのは、↑の写真だとわかりにくいんですが、ケーキがアホみたいにおっきかったのだよね…。もちろん、せっかくロンドンまで来たんだから、リッツのアフタヌーンティー!とは考えたのですが、確か当時日本円に換算したら6千円くらいだよね…………とかいって諦めたんでした(今から振り返ると、頑張って行けよ!て感じなんですけどね)。ロンドン物価高いよね〜。2007年の4月当時は1£が130〜135円だった記憶があるんだけど…いまもそんなもんかな、って調べたら、今日は172円とかになってますね…………!!

しかしまたロンドン行きたい。
その時はがっつりお腹空かせて、ぜひリッツでアフタヌーンティを…!!