大河ドラマ「龍馬伝」第4回 江戸の鬼小町

最近NHK関連しか書いてないですね。ガンバもINとOUT判明したしまた書かないとなぁ。あ、ACLの韓国・水原戦はいくことにしました!韓国初めてです。たのしみー!

そんなわけでいつの間にか龍馬が江戸についてましたね。佐那ちゃんすごいね!バシバシ打ち込んでた時は、あれはさすがにしほりちゃん本人…じゃ…ないよね?それでも、私は剣道の心得が全くないのでよく分からないんだけど、素振りの時もしほりちゃんはピシッと腕止まってたので、相当練習したんだろうなと思って見てました。

今回の佐那の心の揺れ動きなんかは、よかったなと思いましたね。福山龍馬は必要以上にたらしな気がしますけど(笑)。千葉道場の看板娘、定吉の作品として生きてきた佐那が、突然やってきた龍馬に心を動かされ、女性として惹かれてしまい、勝てなくなる…というクッサーな展開ですが、そこで佐那が涙を流して「私は、弱くない。あなたが強すぎるのです」という脚本がよかったし、その演技をした佐那もよかった。

「弱くない」と言いきったことで、佐那が、これまで自分が積み上げたものは決して無駄じゃないんだ、って思ってるのが伝わってよかったよんだなぁ。デレるだけじゃ魅力半減だもんね。前作もこれくらい気の利いた台詞回しがあればなぁ…(台詞レベルの話じゃなかったけど…)。悟っちゃった定吉のカットの入れ方も良かったですね。


もういっこ、いい演技といえば、弥太郎にディスられた時の武市ですね。あの耐えた顔から、ストイックさと熱さと今後の展開への暗い闇っぽいものを感じる…うぉお。すごい。

そういや前の日記で福山さんと香川さんのコントラストの話を書いたのですが、そん時引用した大友さんのインタビューの続き見てたら、こんなお言葉が。

ぼくは演出家として、役者にとって大切なのは「ニュアンス」だと思っています。実は、誠実に芝居をしようとすればするほど、“意味”で芝居をしちゃうんです。これは演出にも言えること、ですけどね。でも、“感情”で芝居をするとその役者ならではのニュアンスがあふれ出てくる。芝居が、俄然(がぜん)ライブになってくる。
今の長まわしという手法で、どこまで福山さんのポテンシャルを引き出せるか?それはもう、ぼくたちスタッフvs.(バーサス)福山雅治という戦いです。

また同時にぼくは、大森さん(武市半平太役)にも、香川さん(岩崎弥太郎役)にも、どんどん芝居のテンションを上げるように煽(あお)っています。彼らがテンションを上げれば、その芝居を受ける福山さんも光ってくる。きっと福山さん自身も知らない「福山雅治」が、これからも顔を出すはずです。


あながち間違ってなかったということでちょっと安心したよ。福山さんは光ってきてるかな?無味無臭に近い龍馬からスタートして、現在は、個人的には、ニオイはしてきたが味はせぬ、というレベルかなと思ってます。まだまだ見てみよう。

さて、先日やっと「坂の上の雲」を読了したので、やっと「竜馬がゆく」にとりかかれます!